取付管とは?

下水道調査作業は終盤になると取付管調査という段階になります。取付管というのは、住宅やビルの排水設備と下水道の本管とを接続している細いパイプです。写真のように道路脇の汚水ますの蓋を開けて、ケーブルの先に設置された小型のTVカメラを作業員の手で押し込んで、管内の状況を撮影していきます。


東京都の場合、汚水ます以降が下水道局の設備となっており、住宅から汚水ますまでの配管は、土地・建物の所有者が維持管理をすることになっています。取付管の上は道路になっていることが多く、自動車などの重みで管が破損していることがあります。管が破損すると土砂が下水道に流れ込み、下水道を詰まらせたり道路の陥没の原因にもなりますので、取付管調査も非常に重要な作業となります。


株式会社ゴトウ工業

0コメント

  • 1000 / 1000