作業の順序 Part1

今期もようやく全ての作業が終了し、来季に向けて少しのんびりできる時期になりました。最近は一年間がんばってくれた作業車両や機材のメンテナンスをしています。

弊社が施工している下水道のカメラ調査という仕事は、小さな現場では2か月ほど、大きな現場では6か月以上も現場作業が続きます。今回はその流れをご紹介します。


受注後は、まず現場の作業環境等を調査します。どのくらいの交通量か、付近に学校や幼稚園があるか等と同時に、作業を実施する際の障害の有無を確認します。例えば上の写真の様に作業車両が進入できないくらいの狭い道路もあったりします。また万が一作業中に怪我人が出た場合に備え、搬送される病院の位置や所要時間も確認します。

これらの情報をもとに施工計画書を作成し、その内容を下水道局の審議会で検討して頂き、許可が下りたら現場作業の開始です。

現場作業は事前調査からスタートします。マンホール間の距離や汚水ますの数と位置を計測し、当初の設計値と差異が無いかを確認します。

事前調査が完了したら、次は洗浄作業を実施します。カメラで撮影する際に、下水道管の異常箇所が確実に映像で確認できるようにするためです。具体的には、下水道管の中に送り込んだ長いホースの先から高圧の水流を噴射して、下水道管の内部の汚れや土砂を洗い流します。

洗浄作業が終わったら、いよいよカメラ撮影ですが、記事が長くなってきたので、続きは次回で!

株式会社ゴトウ工業

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